みなさん、Androidライフをいかがお過ごしでしょうか。
端末をRoot化されている方であれば、ADBコマンド実行するためにUSBデバッグは常時オンにしているという方は珍しくないと思います。
昨今、USBデバックをオンにした状態であると開けないアプリも徐々に増えてきており、その都度USBデバッグをオフ、その後オンに戻すということも現実的ではありませんよね。
今回紹介するLSPosedモジュールを導入することで、”USBデバッグをオンにしたまま制限がかかったアプリを開く”なんてことができちゃいます。
本記事では「三井住友カード Vpassアプリ」を対象にして解説します。
- LSPosedモジュールを利用するため、Root化は必須です
はじめに
まずはUSBデバックをオンにしたままVpassアプリを開いた例を見てみましょう。
悲しくも「USBデバッグをオフにしない限り、利用させない」と言われてしまいました。
「閉じる」をタップするしかなさそうですが、こちらを回避していきましょう!
検証環境
検証するにあたって利用したスマホやアプリは以下になります。
・スマホ:Mi 11 Ultra(Android12)
・Magisk:v25.1
・Magiskモジュール:Zygisk – LSPosed(v1.8.3)
・LSPosedモジュール:Hide USB Debug Mode(v2.2)
「Hide USB Debug Mode」はUSBデバックをオンにしたことを隠す役割を持ち、どのアプリに対して設定を適用するか選択していきます。
詳細な手順は後述しますので、上記モジュールのインストールが完了できれば早速設定してみましょう!
設定方法
設定自体は数ステップで完了します。
今回はVpassアプリ向けの手順となっていますが、ご自身が設定したいアプリに適宜読み替えてくださいね。
- STEP1「Hide USB Debug Mode」をタップして開きます。
- STEP2「Vpassアプリ」を検索し、右のチェックボックスにチェックを入れます。
- STEP3チェックボックスにチェックが入ったことを確認します。
- STEP4「Vpassアプリ」を起動します。無事に起動できれば完了となります。
まとめ
今回は「Vpassアプリ」を例に設定しましたが、他のアプリでも設定手順は同様です。
USBデバッグのオン/オフを手作業でやっていた方、Taskerなどで自動化していた方もこの方法使えば今後は不要になっちゃいますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!
- 「Hide USB Debug Mode」は2019年以降更新がストップしているので、今後も更新は期待できないと思われます。まぁでもとりあえず動けばOKということで笑